エンタメ事業者に一律25万円、北海道が独自支援策 - 日本経済新聞
/

エンタメ事業者に一律25万円、北海道が独自支援策

北海道は新型コロナウイルス感染拡大の直撃を受けるライブハウスやライブバー、音響や照明といったエンターテインメント関連事業者に一律で25万円を給付する。28日に開く臨時の道議会で提案する2020年度の補正予算案に独自の支援策として盛り込んだ。包括的な公的支援としては全国でも珍しい。

「3密」が発生しやすく、オンラインでの代替が難しい業種での感染拡大防止の取り組み支援として4億450万円を盛り込んだ。バス・タクシーやホテル・旅館(宴会部門)と並び、ライブ・エンターテインメントも対象としている。

感染対策のための助成金として一律25万円を支給する構えで、道は対象として業界団体と450程度の事業者を想定する。業界団体には感染拡大防止のガイドライン作りや助成金の分配なども依頼し、事業費として1400万円を拠出する。

札幌市内のライブハウスで集団感染が発生したこともあり、人が集まるイベントは続々と中止になっている。エンターテインメント事業者を対象にした新型コロナの影響を道が調査したところ、売り上げや利益が「大きく減少した」との回答が91.5%に達していた。

24日にはコンサートや舞台事業を手掛ける12社で構成する「北海道のステージに灯りをともす会」が鈴木直道知事に要望書を提出した。12社には億単位の被害が出ている事業者もあるという。

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

新型コロナ

新型コロナウイルスの関連ニュースをこちらでまとめてお読みいただけます。
■ワクチン・治療薬 ■国内 ■海外 ■感染状況 ■論文・調査 ■Nikkei Asia

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン

権限不足のため、フォローできません