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ランドローバーがARアプリ 自宅で新SUV走行体験

英ジャガー・ランドローバーの日本法人、ジャガー・ランドローバー・ジャパン(東京・品川)は拡張現実(AR)を活用して、自宅などを背景に新型「ディフェンダー」を走らせることができるスマートフォンアプリの提供を始めた。ARアプリの国内への導入は初めて。

新型コロナウイルスの影響で外出自粛の動きが広がるなか、自宅でも新型車と接点を持ってもらえるようにし、購入につなげる。

アプリを起動すると、スマホのカメラを通じて画面に映し出される自宅の床などの上に、新型多目的スポーツ車(SUV)「ディフェンダー」の姿が現れる。砂漠や市街地など4種類から路面状況を選ぶと、走行する様子の動画を見られる。

例えば机にカメラを向けると、スマホの画面上では机の上に砂漠が出現し、その上をディフェンダーが走る。自宅の中にいながらにして、屋外での力強い走りをイメージできるようにした。

装備や色などを自分好みに変更でき、車両を回転させて360度から様子を確認できる。乗車した状態の視点で内装を見ることもできる。

アプリではこの他、けん引や川を渡る性能などを紹介する動画や、ヘッドライトや荷室など装備の特徴を示す写真などを用意し、スマホで車両の特徴を楽しめるように工夫した。

24日からは、このほど国内に導入した新型ディフェンダーのオンラインでの購入予約を始める。ディフェンダーは2019年に、販売開始から71年目にして初めて全面改良した。国内では19年ラグビーワールドカップの表彰式で初披露して話題になった。初代ディフェンダーの特徴的なデザインを受け継ぎ、先進運転支援システム(ADAS)などの装備を充実させた。

同社は17年10月に新車のオンライン購入予約を導入した。ランドローバー車は6モデル扱っており、これに新型ディフェンダーを追加する。

5種類のパッケージモデルを用意して、オンライン上で購入予約ができる。購入の手続きや決済などは販売店で行う。パッケージモデルを5種類に絞って、素早く納車できるようにした。

新型コロナによる影響で、新車の発表会などは相次いで中止や延期が決まっている。ARを活用したアプリで、自宅でも車両の走りやデザインを体験できるようにして購入につなげる。新型ディフェンダーをきっかけにオンライン購入予約の利用も促進していく。

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