別の感染看護師も勤務、計2人に 大阪の集団感染病院

2020/4/24 12:09
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新型コロナウイルスの感染が判明した後も、看護師を勤務させていた「なみはやリハビリテーション病院」(大阪市生野区)で、さらに別の女性看護師が感染判明後に勤務を続けていたことが24日、大阪市保健所への取材で分かった。市保健所は22日と23日に医療法に基づく立ち入り検査を実施し、2度再発防止を求める口頭指導をした。今後、事務職員などで同様の事例がないか詳しく調べる。

大阪市の「なみはやリハビリテーション病院」=共同

市保健所によると、新たに判明した女性看護師は20日、感染が確認された。病院側は勤務日ではなかった21日夜から22日朝まで勤務するよう打診。「代わりが見つからない」などと説明を受け、やむを得ず承諾したという。女性看護師は感染した患者が入院する病棟で勤務しており、感染していない患者との接触はなかったとみられる。

同病院では、別の女性看護師が20日、感染を病院側に報告。病院側が人手不足を理由に勤務を続けるよう指示し、病棟で勤務していた。市保健所の担当者は「人手不足とはいえ、やってはいけないことで事態を重く受け止めている。調査とともに病院に改善を求めていく」としている。

病院側はこれまでの保健所の聞き取りに「代わりの人を手配しようとしたが、ローテーションが厳しく見つからず、やむを得ず勤務させた」と説明。同病院は24日、「担当者がいないためコメントできない」とした。

同病院では23日までに医療従事者や患者ら120人以上の感染が確認されている。厚生労働省のクラスター(感染者集団)対策班が詳しい感染経路を分析している。

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