ZMP、障害物検知センサー 自動運転車やロボットに

2020/4/24 12:06
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自動運転技術開発のZMP(東京・文京)は自動運転車両などでの障害物検知で死角を減らす高性能センサーの国内販売を始めた。中国のスタートアップ、ロボセンス(深圳市)の製品で、一般的な製品よりも近距離で計測できる範囲が広いのが特徴。交通量や障害物の多い道路の走行に活用できる。自動運転や建設車両、移動ロボットなどでの需要を開拓する。

車の上部などに取り付けて障害物を検知する

発売したのはロボセンスが開発、量産化した「RS-Bpearl」。日本での販売をZMPが手掛ける。価格は税別49万8000円で、納期は3~4週間かかる。1年間で100台の販売を目指す。

自動運転車には周囲の障害物を検知するために「LiDAR(ライダー)」と呼ばれる高性能センサーを搭載することが多い。ライダーはレーザー光で対象物との距離を測り、車の障害物への衝突を防ぐ。

ZMPによると、市販のライダーの最短計測距離は20センチ~50センチメートルが多いなか、今回発売するライダーは最短距離が5センチメートル未満と近距離の障害物を検知しやすくなる。計測角度は横方向が360度、縦方向に90度で最大計測距離は100メートル。自動車の上部に取り付けると、前方の車との距離やトンネルの天井高を検知して衝突を防ぐ。

半球のデザインで大きさは直径10センチメートル、高さ11センチメートルと自動車の上部に取り付けることができる。自動車メーカー向けの採用や、障害物の検知に需要が高い建設車両を運用する建設業者などに販売する。宅配ロボや清掃ロボ向けの需要も見込む。

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