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イスラム諸国ラマダン入り 新型コロナで様変わり

【ドバイ、カイロ共同】サウジアラビアやエジプトなど多くのイスラム諸国で24日、1年で最も神聖な月ラマダン(断食月)が始まった。日中は飲食せず、日没後に親族や友人らと集まって食事し、モスク(礼拝所)で集団礼拝するのが伝統的な過ごし方。今年は新型コロナウイルスの影響で様子が一変しそうだ。

中東では各地のモスクが閉鎖され、多くの国が外出禁止令を出している。二大聖地があるサウジの宗教権威は自宅での礼拝を呼び掛けた。イランの最高指導者ハメネイ師も、新型コロナ感染者は断食しなくても良いとのファトワ(宗教見解)を出した。

エジプトでは例年、日没後に食べるナツメヤシの実に、商店主らが話題の人や物の名前を付けて販売する。今年は「コロナ」と名付けられた実が登場した。店主らは地元紙に「病気を恐れるな」というメッセージを込めたと語った。

エジプトの首都カイロの病院で働く看護師アシュラフ・エザトさん(38)は「親しい人同士で集まれず、モスクで祈れないラマダンは想像できない。でも感染者は増加しており、やむを得ない」と話した。

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