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イエメン「停戦」期限切れ 戦闘やまず

【イスタンブール=木寺もも子】内戦が続く中東のイエメンで23日、隣国サウジアラビアが率いるアラブ有志連合が宣言した停戦が期限を迎えた。内戦は新型コロナウイルスの感染が拡大する温床になるとも指摘されているが、戦闘は続いているもようで、内戦の終結はみえない。

新型コロナウイルス対策で行われる消毒作業(13日、首都サナア郊外)=ロイター

非政府組織(NGO)の国際危機グループ(ベルギー)でイエメン情勢を分析するピーター・サリスベリー氏によると22日夜の時点で停戦期間が延長されるとの情報はなかった。期間中も地上戦やサウジによる空爆は続いていたという。

国連のグテレス事務総長は3月下旬、新型コロナの感染拡大を受けて世界の紛争当事者に停戦を呼びかけた。イエメンではアラブ有志連合側が4月8日に、9日から2週間の軍事行動停止を宣言し、内戦の終結につながることが期待された。

イエメンでは2015年にサウジが介入して以降、サウジが後押しする暫定政府と親イラン武装勢力フーシの間で泥沼の戦闘が続き、サウジとイランの「代理戦争」の様相を呈している。民間グループの報告によると、これまで10万人以上が死亡し、深刻な飢餓も起きている。

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