独航空大手ルフトハンザ、1400億円の赤字 1~3月期推計

2020/4/24 1:33
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【フランクフルト=深尾幸生】独航空大手ルフトハンザは23日、2020年1~3月期の営業利益に相当する調整後のEBIT(利払い・税引き前利益)が約12億ユーロ(約1400億円)の赤字になったようだと発表した。前年同期は3億3600万ユーロの赤字だった。新型コロナウイルスにともなう減便が響いた。3月単月の売上高は前年同月と比べ約半分に落ち込んだ。

フランクフルト国際空港に駐機中のルフトハンザの航空機=ロイター

1~3月期の売上高は18%減の64億ユーロになったもよう。1月末以降の中国便を皮切りに相次いで運休を余儀なくされ、足元の便数は前年同期比95%減の水準に落ち込んでいる。3月の売上高は前年同月の47%に相当する14億ユーロ減った。

運航再開の見通しは現時点では立っておらず、赤字は4~6月期にさらに拡大するという。足元の流動性は44億ユーロあるが、既存の支払いや航空券の払い戻しなどの費用を市中からの借り入れではまかなえないとし、3月以降、ドイツやオーストリアなどの政府と交渉している複数の支援策に頼ることを改めて強調した。

ルフトハンザが23日に発表したのは速報値で、同社は30日に1~3月期の決算を発表する。

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