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中外製薬、新型コロナの重症肺炎治療薬、年内の承認申請目指す

中外製薬は23日、国内での臨床試験(治験)を準備中の新型コロナウイルスによる重症肺炎治療薬について、年内の製造販売申請を目指す方針を明らかにした。既に厚生労働省に治験届を提出済みで「試験の準備が整い次第、速やかな患者登録の開始を目指す」としている。同日の決算発表会で説明した。

同社は8日、同社が創製した関節リウマチ治療薬「アクテムラ」について、国内で新型コロナウイルスで重症肺炎を起こした入院患者を対象にした治験を開始する方針を発表していた。

アクテムラは中外製薬が創製したもので、2005年に国産初の抗体医薬品として登場。08年には関節リウマチ治療薬として販売され、同社の主力製品となっている。関節リウマチなど8つの効能・効果で承認を得ている。新型コロナによる肺炎治療への適応の拡大を狙う。

アクテムラは炎症を引き起こす「インターロイキン6」という体内物質の働きを抑える作用を持つ。アクテムラが重症肺炎患者の体内で起きている過剰な炎症を抑える可能性があると期待されている。

3月には中外の親会社であるスイスのロシュが、新型コロナによる肺炎患者を対象にした治験を米国などで始めたと発表していた。

同じく「インターロイキン6」の働きを阻害する治療薬を持つ仏製薬大手サノフィも、新型コロナウイルスによる重症患者を対象にした治験を進行中。日本も4月上旬から参加している。

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