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中外薬 純利益47%増 1~3月 血友病治療薬が好調

中外製薬が23日発表した2020年1~3月期連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比47%増の515億円だった。同期間としては過去最高だった。自社開発の血友病治療薬「ヘムライブラ」が国内外で好調に推移。親会社のスイス製薬大手ロシュのがん免疫治療薬「テセントリク」が伸びたのも寄与した。

売上高にあたる売上収益は16%増の1794億円だった。前期までヘムライブラはロシュに通常より安い価格で輸出していたが、今期から通常価格での出荷になり、ロシュ向け輸出が大幅に増えた。ロシュの販売分などから中外薬が得られるロイヤルティーなどの収入も2倍強に増えた。自社開発品の割合が高まり採算も改善し、売上収益営業利益率は40.4%と10.5ポイント上昇した。

中外薬は無形資産の償却費などを含まない「コア営業利益」で業績予想を開示している。20年12月期の通期見通しは前期比22%増の2750億円とする従来予想を据え置いた。

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