藤浪「軽率だった」 コロナ感染の阪神3選手が会見
3月下旬に新型コロナウイルス感染が判明し、4月上旬に退院したプロ野球阪神の藤浪晋太郎投手ら3選手が23日、兵庫県西宮市の球団施設で報道各社の代表による記者会見に応じた。藤浪は「(3月に10人以上の会食に参加したことについて)軽率だったと思う」と謝罪したうえで、ファンに対し「しっかりとプレーで取り返せるように頑張る」と誓った。

伊藤隼太外野手も「自覚が薄かった。多くの方にご迷惑をおかけして、申し訳ない気持ちです」と反省を口にした。長坂拳弥捕手はファンや関係者らに謝罪するとともに医療関係者に対し「入院中に大変にお世話になり、今も大変な状況で働いてくださっている。感謝の気持ちしかない」と話した。
球団によると、3月26日に3選手の新型コロナ陽性が確認された。3選手は3月14日に大阪市内で阪神の他の選手や球団外の知人ら10人以上の会食に参加していたという。選手の感染を受けて球団は活動を休止。3選手が回復し、チーム内にほかの感染者が出ていないことなどから、チームは4月15日から自主練習を再開した。