道北の春 ノンフィクション作家 堀川惠子

2020/4/28 14:00
情報元
日本経済新聞 電子版
保存
共有
その他

北海道の道北、幌加内町の青空に響くアカゲラのさえずりは、北の大地に春の訪れを告げる。山々には雪渓が残るも、野にはナナカマドやカタクリの花が咲き始める。やがて短い夏がくると、大地は白く染まる。もちろん雪ではない。蕎麦(そば)の花だ。

この町には3つの日本一がある。(1)蕎麦の収穫量(2)日本最寒の地(3)国内最大の人造湖、朱鞠内湖(しゅまりないこ)。湖には幻の魚とよばれるイトウが生息し、避暑地とし…

[有料会員限定] この記事は会員限定です。電子版に登録すると続きをお読みいただけます。

電子版トップ



[PR]