富山市の小学校でクラスターか 教室で感染可能性

2020/4/23 15:33
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富山市は23日、新型コロナウイルス感染が確認されている富山市立神明小学校の児童4人と女性教諭1人が、4月上旬の登校日に同じ教室で感染した可能性が高いとの判断を示した。教室での感染は異例で、登校リスクが顕在化した格好だ。同じクラスの他の児童は陰性で、市内の小学校は13日から休校しており、感染が拡大する可能性は低いとしている。

厚生労働省はクラスター(感染者集団)の疑いがあるとして調査している。一方、市の酒井敏行福祉保健部長は記者会見し、連続的な集団感染に拡大していないとして現時点ではクラスターと呼称しない考えを表明。学校への風評被害の懸念を強調した。

文部科学省によると、これまで小中学校や高校でクラスターの発生が確認されたことはない。

市によると、15日に同校で初めて男子児童の感染を確認。21日に男児の担任の20代女性教諭、22日には男児と同じクラスの児童3人の感染が分かった。児童4人はいずれも無症状で女性教諭は発熱などの軽症。児童は休校前、8~10日に登校しており、市はこの間に感染した可能性が高いとみている。

富山市の小学校の多くは6日に始業式を実施。入学式があった7日は在校児童は休みだった。改正新型インフルエンザ対策特別措置法に基づく政府の緊急事態宣言が7都府県に出され、8日に急きょ13日からの休校を決めた。週内の8~10日は休校に向けた準備のためそのまま登校日とした。

市教育委員会の担当者は「常時、窓を全開にし、机も0.5~1メートルの間隔を取って配置。マスクも全員着けており、やれる対策は全てやっていた」と話した。〔共同〕

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