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フィリピン、中国に抗議 南シナ海に行政区設置で

【マニラ=遠藤淳】フィリピンのロクシン外相は22日、同国などと領有権を争う南シナ海の島々に中国が行政区を新設したことに関し、中国側に抗議したと明らかにした。「(在フィリピン)中国大使館に抗議した」とツイッターに投稿した。国際法に反し、フィリピンの主権を侵害すると主張している。

フィリピンが中国などと領有権を争う南シナ海のスービ礁(2017年4月)=ロイター

中国は18日、南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島とパラセル(同・西沙)諸島をそれぞれ管轄する「南沙区」「西沙区」を設置すると発表した。中国はフィリピン、ベトナムなどと領有権を争う両諸島の軍事拠点化を進めており、フィリピンは行政区新設で実行支配の強化を狙う中国を非難した。

ロクシン氏はまた、フィリピン海軍の艦船が自国の領海内で中国側からレーザーを照射されたとし、同様に抗議したと明らかにした。具体的な日時や状況については言及していない。

ベトナムは19日、中国の行政区の新設に関し「中国はベトナムの主権を尊重し、間違った決定を取り消すよう求める」との声明を発表している。フィリピン国内でも中国の発表直後に「政府は中国に抗議すべきだ」との声が一部で上がっていた。

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