報道自由度、日本66位 国境なき記者団、1つ上昇

2020/4/22 12:43
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【パリ=共同】国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(RSF、本部パリ)は21日、2020年の世界各国の報道自由度ランキングを発表した。対象の180カ国・地域のうち、日本は昨年から1つ順位を上げ66位となったが、編集方針が経済的利益に左右されると改めて指摘された。

RSFのクリストフ・ドロワール事務局長は全体の傾向について「さまざまな危機を抱えるジャーナリズムの将来にとり、今後10年が決定的な意味を持つ」と主張。新型コロナウイルスの世界的な流行で、各国の政治情勢など、信頼できる情報を得る権利を阻害する要因が明確になっていると指摘した。

日本に関してRSFは「編集部門が、経済的利益を優先する巨大な『系列』の方針に左右される状況が続いている」と言及した。

新型コロナの大流行に絡み、オルバン政権が強権的な姿勢を強めるハンガリーは順位を2つ下げ89位。情報統制を敷く中国は177位のままだった。感染者はいないと主張する北朝鮮は179位から再び最下位へ1つ落ちた。

1位は4年連続でノルウェー。フィンランド、デンマークが続いた。トランプ大統領の米国は「悪い見本」と評されたが、順位は48位から45位に上がった。

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