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NY原油6月物も急落 一時6ドル台、貯蔵余地不安続く

2020/4/22 1:47 (2020/4/22 6:54更新)
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原油の貯蔵能力は限界に近づいている(オクラホマ州クッシング)=ロイター

原油の貯蔵能力は限界に近づいている(オクラホマ州クッシング)=ロイター

【ニューヨーク=後藤達也】ニューヨーク原油先物相場の乱高下が続いている。21日のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の6月物は一時1バレル6ドル台と、前日の約3分の1の価格へ急落した。世界で原油の貯蔵施設が枯渇しており、買い手がつかなくなっている。終値は11.57ドルだった。

20日にマイナスとなった5月物は21日が最終売買日で、清算値は10.01ドルだった。期近物は6月物に移る。

米東部時間午後2時前に6月物は6.50ドルまで下落した。極端な変動を受け、取引所は一時売買を停止した。WTIの原油受け渡し拠点のオクラホマ州クッシングでも貯蔵余地が急減している。現物の原油を引き取ることを避けるため、投資家の投げ売りが続いている。貯蔵問題が解消しなければ6月物も価格がマイナスとなる可能性も意識されている。

米ブルームバーグ通信の21日の報道によると、オランダの世界最大の原油貯蔵会社ロイヤルヴォパックは原油貯蔵のほぼ全てが売り切れた。同社最高財務責任者(CFO)のジェラルド・ポーリデス氏は「世界中で聞く限り、私たちだけでない」と述べたという。北海ブレントの6月物も18ドル程度と前日より7ドルほど下げる場面があった。

ニューヨーク株式市場ではダウ工業株30種平均が一時700ドル以上値下がりした。エクソンモービルなどの下げが目立つ。エネルギー企業の社債や原油を投資対象とした上場投資信託(ETF)も値下がりしている。

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