都立墨東病院、救命救急受け入れを中止 集団感染で

2020/4/21 22:38
保存
共有
印刷
その他

都立墨東病院(東京・墨田)は21日、医師や入院患者ら12人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。同病院での感染者は計39人。感染拡大を受け、同日から救命救急センターの受け入れも当面停止した。

都によると、同病院は都の墨田区、江東区、江戸川区を含む医療圏での唯一の救命救急センターで、命に関わる重症患者に対応する「3次救急」を担う。同センターでの年間の受け入れ数は約2千人という。

上田哲郎院長は「地域医療への影響を懸念して継続してきたが、感染の拡大リスクを鑑みて停止することにした」と話した。受け入れ停止を受け、近隣病院に救急患者の受け入れを要請しているという。

周産期医療や小児救急医療の患者も一部受け入れを制限する。一方で「感染症指定医療機関」として、新型コロナウイルスの感染者の受け入れは継続するという。

21日に感染を確認したのは医師7人、医師事務作業補助者2人、入院患者3人。9~20日に感染を確認した患者や看護師らは全て一般病棟に関係していたが、21日に感染が判明した患者3人の一部が救急患者用の病棟に入院していたという。

同病院では18日、救急医療や周産期医療などを除く新たな入院の受け入れや新規の外来を原則中止すると発表していた。都内では永寿総合病院(東京・台東)や中野江古田病院(同・中野)などでも大規模な集団感染が確認されている。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]