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今夏の阿波おどり中止 全日程中止「戦後初」

新型コロナの感染拡大受け

徳島の夏の風物詩、阿波おどりを主催する実行委員会は21日、新型コロナウイルス感染拡大を受け、今夏の開催中止を決定した。実行委メンバーである徳島市の内藤佐和子市長が同日、実行委に中止を要請し、了承された。約400年の歴史がある同祭りが、4日間の全日程にわたり中止となるのは「戦後初めてだろう」(実行委事務局)という。

新型コロナ感染拡大の影響で実行委は21日、今夏の阿波おどりを中止とする判断をした(2019年8月の総おどり)

今年の阿波おどりは、8月12~15日までの開催を予定していた。しかし、徳島県内で21日、新型コロナ感染者が新たに1人確認されたことなどから、内藤市長が他の実行委メンバー5人に阿波おどり中止を求める文書を送付。実行委は全会一致で中止を決定した。

実行委の藤川修誌副委員長は「新型コロナウイルス感染症が拡大する現状を踏まえると、やむを得ない」とコメント。内藤市長も同日の記者会見で「全国の祭りが相次いで中止になる中で総合的に判断した」と述べた。

運営を委託されているキョードー東京共同事業体の総責任者、前田三郎キョードーファクトリー社長は「残念だが、市民の安全を考えると当然の判断。来年以降の阿波おどりをさらに良くするためにみんなで知恵を出し合いたい」と語った。

これまで阿波おどりは台風など天候要因で一部の日程が中止になったことはあったが、事務局に残る1972年以降の資料では4日間全て中止となるのは初めて。「第1次世界大戦、第2次世界大戦時には中止されたが、正確な資料はないものの、それ以降に全日程の中止は聞いたことがない」(事務局)という。

団体向けのチケットは2月から販売が開始され1万5000枚強が売れているが、全て払い戻しの手続きを始める。

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