立石義雄氏逝去 新型コロナの猛威、関西経済界にも

2020/4/21 19:18
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オムロン名誉顧問の立石義雄氏が21日、新型コロナウイルス感染症のために死去した。新型コロナによる著名経済人の死亡は国内では初めて。感染拡大に歯止めがかからない目に見えないウイルスの脅威は経済界にも影響を与えている。

立石氏の訃報が伝わると、関西の有力経済人からは「突然の逝去の報に接し、驚きと悲しみで言葉もない」(関西経済連合会会長の松本正義住友電気工業会長)、「長年京都経済界を支え、けん引してきた重鎮を失い、深い悲しみに包まれている」(京都商工会議所会頭の塚本能交・ワコールホールディングス会長)など、哀惜の声が相次いだ。

3月末で京都商工会議所の会頭を退任した立石氏が公の場に最後に登場したのは3月24日の会頭交代の記者会見だった。京都市の発表によると、4月に入り、1日に倦怠(けんたい)感を覚え、2日に発熱。5日に医療機関を受診し、肺炎が確認されたために入院。6日のPCR検査で陽性と判定された。80歳と高齢であるうえ、基礎疾患もあり、入院当初から立石氏の容体は「重症」とされていた。

新型コロナウイルスの国内感染者は1万人を突破。20日には1日当たりの死者が初めて20人を超えた。京都府の西脇隆俊知事は経済界・行政をまとめ上げた地域発展の功労者に「京都経済を前進させるべく、オール京都で感染症を克服する」と誓いの言葉をささげた。

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