ツネイシHD、前期4%増収 新型コロナで今期予想見送り

2020/4/21 17:44
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造船大手のツネイシホールディングス(広島県福山市)が21日発表した2019年12月期の連結売上高は前の期比4%増の2287億円だった。コンテナ船などの建造が増えた。同社は例年4月に通期の売り上げ見通しを公表しているが、新型コロナウイルスによる影響が読めないため、20年12月期の予想は公表を見送った。

常石造船(同)が柱となる造船事業の売上高は8%増の1646億円。建造隻数は18年から6隻増えて46隻だった。従来ばら積み船を得意としていたが、コンテナ船などにも船種を広げてきたことが奏功した。

19年の受注は18年に比べて12隻多い44隻だった。中国やフィリピンの海外工場では現地の従業員が多いことから、コロナによる生産への大きな影響は出ていない。

ただ感染症の収束時期によっては、貿易の停滞などで造船市況が大きく悪化する可能性がある。手持ち工事量は現時点で21年いっぱいまで確保しているという。

海運事業の売上高は18年比20%増の469億円だった。コンテナ船において、小規模の輸送が好調だった。

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