リルケとカフカ 詩人 四元康祐

エッセー
2020/5/29 14:00
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日本経済新聞 電子版
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近代のドイツ文学者で最も人気のある詩人と小説家といえば、たいていこの二人の名が挙がるだろう。だが彼らがどちらもプラハの生まれで、チェコ語に囲まれて育ったということを知る人は案外少ないのでは。かく言う僕も、去年久しぶりにプラハの街を訪れるまでは、なんとなく二人ともお隣オーストリアの、ウィーンの住人であるかに思っていた。

プラハを歩けば、カフカに当たる。カフカの生家があり、カフカ博物館があり、カフカ…

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