中小飲食店、背水の資金繰り 臨時休業で重い家賃負担
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「新型コロナと五輪延期のダブルパンチ」
全国で60万店以上ある飲食店の多くが中小企業や個人経営だ。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた臨時休業や時短営業は、資本力のない中小にとって大手以上の死活問題だ。運転資金の確保、家賃の支払い猶予や減免、テークアウト・宅配への参入――。専門家のアドバイスや現場の奮闘から、生き残りをかけた中小飲食店がとるべき方策を探った。
東京・原宿のタピオカタイティー専門店「チャバディ」。経営者の田中優衣さん(34...
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