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為替相場を予想してみよう ニュースと数字の読み方
全国学生対抗円ダービー2020

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2020/4/25 2:00
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外国為替相場を示すボード(東京・日本橋)

外国為替相場を示すボード(東京・日本橋)

外国為替相場(がいこくかわせそうば)と聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか? ニュースで「円安・ドル高になった」と聞いて、通貨の値段が上下するのを不思議に思ったことがある人も多いでしょう。家族旅行を計画するときに「今年は円高だから海外に行こう」と相談したことがある人もいるかもしれません。

ここでは外国為替市場(略して外為市場=がいためしじょう)のあらましと予想の仕方について、できるだけ簡単に解説します。日本の円や米国のドルといった通貨は、その国の中では買い物のための道具ですが、外為市場では「国の経済力を表す指標」として値段がつきます。そして外為市場にはオンラインショッピングをする個人から国境を越えて貿易する企業、銀行まで様々な参加者がいます。

以下では「外国為替とは何か」「どんな要因で動くのか」といった基本的な背景を抑えた上で、具体的な予想の方法も紹介します。皆さんが全国学生対抗円ダービーへの参加を通じ、経済や政治に関わるニュースや数字に少しでも親しんでもらえたらと思います。

▼全国学生対抗円ダービーの応募はこちらから。詳しい条件は関連記事「第20回 円・ドルダービー 全国学生対抗戦」をご覧ください。

<1.外国為替市場の基本>

■為替は「遠くの相手とのお金のやりとり」

まず「為替(かわせ)」という耳慣れない言葉の意味から確認しておきましょう。為替は簡単に言うと、「離れた場所にいる相手と、お金を実際には移動させずにやりとりする仕組み」を指します。なかなか難しいですね。しかし実際に用いられる場面は案外、身近なところにもあります。

カードやスマホ決済などを経由して遠くにいる人に支払いができるのはなぜ?

カードやスマホ決済などを経由して遠くにいる人に支払いができるのはなぜ?

インターネットで買い物をしたことがある人は多いでしょう。ネットで商品を買うと、クレジットカードやコンビニの伝票を使ってお金を支払いますよね。実はこれも為替取引の一種です。皆さんが実際に現金を持っていかなくても、カードや伝票を通じて遠くにいる人にお金を支払うことができるのは、為替が機能しているからなのです。

為替は銀行などの金融機関の存在によって成り立ちます。ネット通販の例では、皆さんがカードで支払いを約束すると、その人の持つ銀行口座から、商品を送ってくれる業者の口座へとお金が移動します。為替はある銀行の口座から別の銀行の口座へとお金が移動する仕組みとみなすこともできます。

■ネット通販と外国為替

さて外国為替でも、為替の基本的な仕組みは変わりません。日本にいるあなたが米国の通販サイトでしか売っていないTシャツを買うとしましょう。あなたは米国までお金を持って行けませんから、自分の銀行口座から米国のTシャツ業者の銀行口座にお金を振り込むことで取引を成立させることができます。

外為市場によって異なる通貨を持つ世界各国が取引できている

外為市場によって異なる通貨を持つ世界各国が取引できている

しかし1つ大きな問題があります。あなたは日本で使える円を持っていますが、米国の会社は自国で使えるドルで支払いを求めてくるからです。Tシャツを買うためには円をドルに替えなくてはなりません。

ここで登場するのが外為市場です。あなたが口座を持つ日本の銀行は外為市場を通じて円をドルに替え、米国の銀行にドルを振り込みます。そして外為市場でついた円やドルの値段を外為相場と呼ぶのです。「市場」は交換の場、「相場」は市場でついた値段と覚えておけばいいですね。

さて外為相場は日々刻々と変化しています。通販サイトで40ドルという表示が出ていたTシャツは、1ドル=110円なら日本円で4400円(=110×40)ですが、1ドル=120円になれば4800円(=120×40)に値上がりしてしまいます。(逆に1ドル=100円になればどうでしょう? 計算してみて下さい!)どうして同じ1ドルの値段が上がったり下がったりするのでしょうか。この理由を考え、1ドルが1~2カ月先にいくらになるかを予想することこそ、皆さんが参加する学生対抗円ダービーです。

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