ノルウェーLCC、傘下法人が破産申請 北欧2カ国で

2020/4/21 6:07
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【ロンドン=篠崎健太】ノルウェー格安航空会社(LCC)のノルウェー・エアシャトルは20日、操縦士や客室乗務員の管理などを手掛けるスウェーデンとデンマークの傘下4法人が破産を申請したと発表した。新型コロナウイルスの影響で運航がほぼ止まり、資金繰りに行き詰まった。ノルウェーの事業は政府の休業者支援策で踏みとどまっているが、事実上の経営破綻状態に陥った。

オスロの空港に駐機するノルウェー・エアシャトルの機体=ロイター

ジェイコブ・シュラム最高経営責任者(CEO)は声明で「新型コロナは航空業界に前例のない打撃をもたらした」と述べた。スウェーデンとデンマークの政府に救済を求めたが不調に終わり、事業継続を断念したという。破綻によって両国で乗務員約4700人の雇用が失われる見通しだ。

同社は北欧のLCC大手で、2019年の旅客数は約3600万人だった。欧州と米国を結ぶ格安サービスで人気を集めてきたが、新型コロナによる世界的な移動制限が直撃した。拠点を置くノルウェーでは、新型コロナによる休業者の収入を支援する政府支援策の適用を受けている。

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