「他の不審火も被告」 傍聴人、審理中の裁判員に声かけ

2020/4/20 21:56
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住宅に放火した現住建造物等放火罪などで、女性被告(59)に実刑判決が言い渡された静岡地裁浜松支部の裁判員裁判の審理期間中に、傍聴人が裁判員2人に「起訴されていない不審火も被告がやった」「自宅を燃やされた」などと話しかけていたことが20日、関係者への取材で分かった。判決後、同支部が弁護人などに経緯を説明したという。

裁判員法は審理に影響を及ぼす目的で裁判員に意見したり、情報提供したりすることに罰則を設けている。

弁護側は控訴し、「裁判員が不公平な裁判をする恐れが生じていたのに、弁護人や被告に知らされずに審理が進んだ。公平な裁判を受ける権利を害した」と訴える。

地裁浜松支部は2019年12月13日に判決を言い渡した。弁護人によると、同支部は同月20日に「裁判員から報告があった」として経緯を説明した。接触があった日付や、いつ裁判員から報告があったかは明らかにしなかったという。

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