ホテル客室単価3割減 稼働率は東阪は2割台で過去最低
英STR調べ ホテル苦境鮮明に
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新型コロナウイルスの感染拡大を受け、国内のホテル収益環境が急速に悪化している。3月の平均客室単価は前年同月に比べて3割下がった。稼働率は東京と大阪では20%台まで下落。販売可能な1室あたりの収入も過去最低に落ち込んだ。渡航制限や外出自粛で国内外の宿泊客が急減した。休館が相次ぎ、開業の延期も全国に広がる。倒産も出始めるなど、苦境が鮮明になっている。
ホテル専門の英調査会社STRによると、対象とする...