大阪府、無症状や軽症者受け入れホテル 新たに2カ所
大阪府は20日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、新たに宿泊研修施設「大阪アカデミア」(大阪市住之江区)と「アパホテル大阪肥後橋駅前」(同西区)で無症状・軽症の感染者を受け入れると発表した。計1165室を確保した。アカデミアは22日、アパホテルは24日から受け入れる。
府は増加が見込まれる重症者向けの病床を確保し、医療崩壊を防ぐ目的で、民間のホテルを借り上げて無症状や軽症の感染者を受け入れている。400室を確保した「スーパーホテル大阪天然温泉」(西区)では14日に受け入れを始め、19日時点で37人が療養している。府は5月までに軽症者向けに宿泊施設3000室の確保を目指している。