JFE、金属とCO2から炭酸塩を生成 太平洋セメなどと

2020/4/20 14:39
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JFEスチールは20日、二酸化炭素(CO2)とカルシウムなど金属を反応させ、炭酸塩を生成する技術開発を始めると発表した。炭酸塩はコンクリートなどの原料となる。太平洋セメントや地球環境産業技術研究機構(RITE)と共同で取り組む。従来は排出していたCO2を他の原料へ有効活用することで、温暖化ガスの排出削減につなげる。

JFEは鉄鋼スラグからカルシウムなどを取り出す技術の開発を目指す(写真は鉄鋼スラグ)

3社は近く研究会を立ち上げる。まずJFEは鉄鋼スラグから、太平洋セメントは廃コンクリートからカルシウムやマグネシムといった金属を取り出す技術を開発する。同時に、金属とCO2を反応させて炭酸塩を作り出す技術研究も進める。

当面は3社がそれぞれの研究拠点で実験などに取り組む。同様の取り組みでは出光興産宇部興産などが19年、産業廃棄物とCO2から炭酸塩を製造する技術の共同研究を進めている。

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