シャープ、個人にもマスク販売 21日から自社サイトで

シャープは20日、自社で生産するマスクを個人向けにも21日から販売すると発表した。これまで日本政府向けに一括で販売し、医療機関などに優先的に納入していた。専用サイトなど販売体制が整ったことを受け、個人向けにも供給する。
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グループ会社が運営する電子商取引(EC)サイト「シャープ ココロライフ」を通じて販売する。50枚入り1箱の価格は2980円(税別)で、送料は全国一律で660円(税込み)。決済はクレジットカードのみだ。
購入は1回1箱までとし、一度購入すると3日間は再購入できない制限を設けた。当面は毎日10時ごろに3000箱を補充し、なくなり次第その日の販売を中止する。
シャープは新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月から三重県多気町の液晶ディスプレー工場でマスクを生産していた。足元の生産枚数は1日15万枚程度で将来的には50万枚まで増やす方針だ。