新型コロナ検査、ドライブスルーで 千葉市
千葉市は車に乗ったまま新型コロナウイルスのPCR検査を受けられる「ドライブスルー方式」を導入した。医療機関や帰国者・接触者相談センターが必要と認めた人が対象で、個人の依頼は受け付けない。検体を迅速に集められるほか、公共交通機関を利用しないことで感染拡大防止につながる利点もある。
平日のうち2日間と土日に1日あたり10~20件程度採取する。近隣への風評被害などを考慮し、実施する場所は公表しない。医療政策課の担当者は「志村けんさんの訃報が流れてから、検査要望が増えている。検査数が増えても医療機関の業務負担が過大にならない体制を整備したい」と話している。
ドライブスルー方式を巡っては鎌ケ谷、習志野、八千代の3市長が17日、県の保健所への導入を求める森田健作知事宛ての要望書を提出した。

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