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コロナ抗体検査に着手、厚労相が表明 4月中にも開始

(更新)

加藤勝信厚生労働相は17日の記者会見で、新型コロナウイルスの流行状況を把握するため、抗体検査に着手すると表明した。「状況が整えば、関係者の協力をいただきながら早急に取り組みたい」と述べた。厚労省は月内にも始められるように準備を進めており、対象地域や規模を詰める。

抗体検査は少量の血液を採取し、感染を経た後に体にウイルスに対する免疫が備わったかをみる。簡易検査キットを使って短時間で結果が出る。新型コロナは感染しても8割の人は軽症で済むとされる。抗体検査を実施すれば、どのくらいの割合の人がすでに感染したかを分析できる。

すでに実施しているPCR検査はウイルスの有無から感染しているかどうか診断するために用いる。抗体検査は感染履歴を調べるもので検査の目的は異なる。加藤氏は「PCRとうまく組み合わせながら、よりよい運用の仕方、診断の効率化などを図っていく必要がある」と強調した。

抗体検査は海外で先行している。米国の米国立衛生研究所(NIH)は全米で最大1万人の血液サンプルを収集して抗体検査を実施する。欧州でも広がっており、日本も早期に着手する必要性が指摘されていた。感染してから回復した人の血液は、感染治療の研究にも役立つため、製薬企業や大学が注目している。

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