米沢牛、平均単価4割下落 コロナで需要減

2020/4/17 16:54
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米沢牛の肉質向上を目指す「米沢牛枝肉共励会」の競りは、平均単価が1キログラム1947円と前年同期比で40%下落した。1頭あたりでは91万円と150万円あった前年同期から大きく落ち込み、東日本大震災直後の価格を下回る。新型コロナウイルスの感染拡大で飲食店などの需要が減少しており、生産者にも打撃となっている。

米沢牛の価格下落は生産者にも打撃

米沢牛の価格下落は生産者にも打撃

共励会は年2回開催し、ご祝儀相場もあり通常の競りより高めになるというが、16日は1月の初競りに比べても27%下落した。肉質は75頭すべてが4等級以上で、5等級も72%に達したものの、「ゴールデンウイークも需要が見込めず厳しい状況」(米沢食肉公社)という。

生後32カ月以上たって出荷する米沢牛は、肥育農家が通常10カ月の子牛を70万~80万円で購入し、22カ月間育てて出荷する。1頭90万円では採算割れの状態で、米沢市は緊急経済対策の柱の一つに「米沢牛応援キャンペーン事業」を盛り込んだ。単価の高い米沢牛は観光消費が主体のため特に影響が出ている。

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