東京都で新たに201人感染確認、7人死亡 新型コロナ
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東京都は17日、新型コロナウイルスの感染者が新たに201人確認されたと発表した。1日あたりで最多の新規感染者数となる。都では11日に197人の感染が確認された後、13日は91人、15日は126人、16日は148人と一時減少していた。また都は17日、新たに7人の死亡が確認されたと発表した。都内の死者は計63人。
17日に新たに感染が確認された201人のうち、感染経路が不明なのは約7割にあたる134人。また、40代以下が102人にのぼり、10歳未満の感染者も2人確認された。都内の累計の感染者数は2794人となった。
都によると、看護師や入院患者の集団感染が確認されていた都立墨東病院(東京・墨田)で、新たに患者1人の感染を確認した。同病院に関係する感染者は計12人となった。
新規感染の最多更新を受けて小池百合子都知事は17日、定例記者会見で「非常に逼迫している状況に変わりない」と述べた。その上で「日本、東京において新型コロナとの闘いは始まったばかり。自粛疲れというのはまだ早いというのが現実だと思ってほしい」と危機感を示した。
繁華街での人流は抑えられている一方で、スーパーなどに人が集中している状況については「自分事として行動をもってご協力頂きたい。週末、不要不急の外出はお控えください」と訴えた。

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