IHI系、人混みでも異常体温を検知 コロナ対策向け

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2020/4/17 14:31
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IHI子会社のIHI検査計測(横浜市)は新型コロナウイルスの感染疑いがある人などを見つける異常体温検知システムを20日にも発売する。赤外線映像などからの体表面温度測定に人工知能(AI)を使った顔認証を組み合わせ、空港やオフィス、学校、ホテルなど人が集まる場所でも発熱者を瞬時に特定し自動的に通知できる。新型コロナがまん延する中、検査機器技術を効率的なスクリーニングに生かす。

人の顔を瞬時に認識し異常体温を検知する

同社が発売するシステム「フィーバーチェック」は歩行者を止めることなく複数の通行人の体表面温度を非接触で同時に測定するとともに、AIによる顔認証も用いて対象者を正確に特定することができるシステム。赤外線と光学の双眼カメラや、AI顔認証や異常体温の判定や記録ができるディスプレー一体型のパソコンなどで構成する。

例えば通行人がマスクをかぶったりコーヒーカップを持っていたりしても、人の顔を瞬時に認識して判別できる。異常がある場合には音で通知し内容も記録できる。設営は20分程度で完了する。

測定範囲はセ氏30~45度、測定精度は同±0.3度。2~3メートルの距離を測定できる。イベント会場など多数の利用者が入場する場所で、見極めを効率的にできる。

IHI検査計測はこれまで税関・空港でのX線検査装置などのセキュリティー機器を多く手掛けてきた。同社の体表測定技術を応用した新製品で、新型コロナの感染拡大の防止に役立ててもらう。価格は非公表。累計1千台の需要を見込む。

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