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新型コロナで生産停止中にコスト削減 オンライン相談

日経クロステック

耐火物用コーティング材を開発・製造するINUI(イヌイ、愛知県常滑市)は、新たに「アルミ重力鋳造専門コスト削減オンライン相談窓口」を開設したと15日発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて在宅勤務に切り替えた企業や、社員の外出を控えている企業を対象とする。生産量を減らしたり生産ラインを停止させたりしている間に原価低減と不良率改善に向けた対策を講じることで、事態収束後に「ロケットスタートを切れる」(同社)という。

同社は、鉄鋼・鋳物・窯業で使われる高温用断熱材の耐久性を高めるコーティング材「リフテクト」シリーズを展開する。コーティング材によって高温域での収縮を抑え、耐スケール性や耐摩耗性、耐風速性を向上させることにより、断熱材の交換頻度や部品コストを下げられる。

新たに開設した窓口では、米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズが提供するビデオ会議サービス「Zoom」などを利用して無料で相談を受け付け、同シリーズなどを用いたコスト削減策を提案する。

同社によると、日本の鋳造業界は7割が自動車関連。新型コロナウイルスの感染拡大の影響から多くの企業が生産量を減らしており、従来にも増して製造コストを見直す機運が高まる見通しだ。

アルミ重力鋳造は溶湯の保温に断熱材が使われているため、同社のコーティング材技術によってコスト削減と不良率の改善を目指せるという。同社は、感染拡大の収束を待つだけでなく「今できることをやることがアフター・コロナの命運を分ける」として、相談窓口を開設した。

(ライター 松田千穂)

[日経クロステック 2020年4月16日掲載]

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