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子どもの貧困、新型コロナで6千万人増も 国連報告書

【ニューヨーク=吉田圭織】国連は16日発表した新型コロナウイルスの影響に関する報告書で、学校給食の停止による栄養失調などで子どもの死亡数が通常の年より数十万人増えると推定した。極度の貧困(1日の生活費が1.9ドル未満)に陥る子どもの数も、前年の約3億8600万人から2020年は4200万~6600万人増えると指摘している。

国連のグテレス事務総長は同日、「(学校閉鎖などで)子どもの生活が急変し、危険にさらされている」と述べ、子供の保護強化を訴えた。家庭内暴力や学校給食が食べられないことによる栄養失調などで子どもが死亡するリスクが高まっていると警告した。

報告書によると、世界で188カ国にわたり学校が閉鎖され、生徒の9割以上に当たる約15億人が学校に通えなくなっている。発展途上国を中心に約3億7000万人の子どもが栄養摂取を学校給食に頼っており、学校閉鎖が長期化すれば、栄養失調に陥る子どもが増えると指摘した。世界的な景気悪化による貧困拡大の影響も懸念している。

世界各国で学校給食を支援する国連の世界食糧計画(WFP)は、学校が閉鎖された子ども向けに給食宅配などの活動を始め、支援を拡大している。

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