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ウクライナ東部で拘束者交換、和平交渉なお難航

【モスクワ=小川知世】ウクライナ東部で16日、同国政府と一部地域を実効支配する親ロシア派武装勢力が拘束者を交換した。ロシアとウクライナにドイツ、フランスを交えた2019年12月の4カ国首脳会談での合意に基づく交換で、和平へ前進を示した。20年4月までに再開催を目指した4カ国首脳会談のめどは立たず、今後の和平交渉はなお難航が予想される。

ウクライナ大統領府によると、今回の交換は20人ずつをそれぞれ引き渡す計画で実施した。交換は計約200人が対象となった19年末以来。同国のゼレンスキー大統領は「全国民を解放しなければならない」とさらなる交換に意欲を示した。

ロシア外務省によると、独ロ外相は16日に電話協議し、和平に向けた合意の達成状況を踏まえて、4カ国外相によるビデオ会議を準備することで一致した。ロシア側はウクライナが合意実施を妨げていると主張した。

ウクライナ東部では14年から政府軍と、ロシアが支援する親ロ派の紛争が続く。19年12月の4カ国首脳会談では全域での停戦と拘束者の交換で合意した。ゼレンスキー政権は対ロ交渉で成果を示して国民の支持をつなぎとめたい考えだ。一方、ロシアはウクライナ問題で制裁を科す欧米との関係改善を探るが、全域停戦は実現せず、和平プロセスは行き詰まりを見せていた。

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