海外旅行、クレカで外貨キャッシング 手数料を節約
ポイント賢者への道(161)

2020/4/23 2:00
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写真はイメージ=PIXTA

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クレジットカードに付随する機能の一つにキャッシングがあります。一定枠の範囲内でお金を借りてATMから現金を引き出します。利息を払う必要があり、自分には縁がないと思うでしょうが、実はお得な利用法があります。海外旅行先で安いコストで現地通貨を調達できるからです。

海外旅行の際には事前に日本国内で円を外貨に交換する人が多いですが、両替の手数料は割高です。成田空港にある両替サービスの最近のレートを調べたところ、1ドルを調達するのに必要な円は、同じ日の東京外国為替市場での実勢に比べて2円80銭ほど多くなります。実勢レートは現在1ドル=110円弱なので、およそ2.5%の手数料を負担しているといえます。

あまり知られていませんが、国内発行のクレカも海外でキャッシングが可能です。現地の空港や街中などに設置されたATMから現地通貨を引き出せます。キャッシングは年15~18%ほどの金利がかかって損だと決めつけがちですが、15~18%はあくまで年利です。

キャッシングしたお金の返済期日は通常、次のカード支払日です。借りてから長くて1カ月程度でしょう。15~18%を月間ベースに換算すると「1.25~1.5%」ほどです。空港で両替するよりも安く現地通貨を手に入れられます。

返済期日を待たずに返済することもカード会社によっては可能です。ウェブ明細を見て記録がアップされていたらサポートデスクに電話します。事前返済したい旨を伝えると、その日までの金利を日割りで計算してくれるので、指定の銀行口座に入金すれば返済完了です。うまくいくと1週間程度で済み、実質的な利払いは0.35%程度まで小さくなります。海外旅行用にキャッシングができるクレジットカードを1枚用意しておくのがお勧めです。

菊地崇仁(きくち・たかひと)

北海道札幌市出身。1998年に法政大学工学部を卒業後、NTTに入社。社内システムやLモードの料金システムの開発などに携わり、2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。06年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、11年3月代表取締役に就任。一般からプラチナまで、57枚のクレジットカードを所有。

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