ニコン、ミラーレスレンズの発売を延期

2020/4/16 15:28
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ニコンは16日、4月に予定していたミラーレスデジタルカメラ向けズームレンズの発売を延期すると発表した。時期は未定。新型コロナウイルスの感染拡大によりタイの生産拠点へ日本から技術者の派遣ができなくなり、発売に向けた最終調整の見通しが立たなくなった。同社は「業績への影響は大きくない」というが、他社を追うミラーレスカメラ事業では痛手となる。

高倍率ズームレンズ「NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR」の発売を延期する。自社のミラーレスカメラの中でもフルサイズセンサー搭載の上位2機種「Z6」「Z7」で使えるレンズで、フルサイズセンサー搭載のレンズの中では初めてとなる安価なモデルだ。

倍率を広くカバーすることで、スナップなど持ち歩きや登山などアウトドアでの利用を見込んでいた。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、同社のタイの生産拠点では日本からの技術者派遣が止まっているほか、部品供給や出荷の物流などにも影響が広がっているという。

ミラーレスカメラ向けレンズでは1月に発売予定を発表したもう1種類についても、発売時期が未定となっている。栃木県の同社工場で生産をしている他のレンズなどは現在、出荷に影響は出ていないという。

カメラ本体の新製品を巡っては新型コロナの影響が広がっている。ニコンが3月に予定していたデジタル一眼レフの最上位機種「D6」の発売を5月に、キヤノンも今月10日に一眼レフ「EOS Kiss X10i」の発売を6月にそれぞれ延期すると発表している。(橋本剛志)

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