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中国BOE、米クアルコムと提携 政府対立も思惑一致

【北京=多部田俊輔】中国パネル大手の京東方科技集団(BOE)は15日、米半導体大手のクアルコムと提携を結んだと発表した。第1弾としてBOEは2020年後半にクアルコムの超音波を使った指紋センサーの技術を採用した有機ELパネルを量産して出荷する。両社は次世代通信規格「5G」でも提携し、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」や仮想現実(VR)などXR技術にも範囲を広げる。

BOEはクアルコムとの提携で事業範囲を広げる(中国四川省の工場)

BOEによると、クアルコムの超音波指紋センサーを採用した有機ELパネルによって、スマートフォンメーカーは非常に薄く、個人認証でも安全性を高めた商品を開発することができるという。サプライチェーン(供給網)の効率化にもつながるとしている。

米中はハイテクで主導権争いをしているが、中国事業をテコに成長をめざす米国企業は少なくない。スマホでは華為技術(ファーウェイ)や小米(シャオミ)など中国企業が台頭しており、クアルコムが抱える中国企業の顧客は多い。最新技術を求めるBOEと、中国事業を伸ばしたいクアルコムの思惑が一致した格好だ。

BOEの高文宝副総裁は「グローバルにパネル業界をリードする企業として、顧客にさらに良いスマートなソリューションを提供していく」とコメントした。クアルコム・テクノロジーズの陳若文・高級副総裁は「中国との連携に力を入れて発展させており、BOEとの連携もその一つの例証だ」と指摘した。

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