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日本光電が人工呼吸器を増産、政府の要請受け

日本光電が増産するマスク型の人工呼吸器

日本光電は15日、国内で製造している人工呼吸器を増産すると発表した。生産規模を5倍以上の水準に高め、国内向けを中心に今後6カ月以内に計1000台を供給することを目指す。政府からの要請に応えるもので、量産技術などの面でトヨタ自動車ホンダの協力も受ける。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、人工呼吸器の需要が高まっていることに対応する。

群馬県の工場で2019年度から生産しているマスク型の人工呼吸器を増産する。従来の生産能力は半年で180台程度だったが、部品の発注量を増やすなどして今後6カ月以内に計1000台を生産できるようにする。

日本光電によれば、新型コロナウイルスに感染した患者の治療には、気管にチューブを挿入するタイプの人工呼吸器が使われることが多い。日本光電はマスク型の供給量を増やすことで、医療機関が保有している気管挿入型を優先して新型コロナ患者の治療に振り向けられるとしている。

同社はマスク型人工呼吸器の国内唯一のメーカー。気管挿管型の人工呼吸器については、ハミルトンメディカル(スイス)から輸入販売している。

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