/

「接触8割減の徹底を」 北大教授、最大40万人超死亡

新型コロナウイルスの感染拡大に対し、何も対策を取らない場合、国内では重症者が累計で約85万人に上り、半数が亡くなる恐れがある。15日に試算を公表した厚生労働省のクラスター対策班の西浦博・北海道大教授は「感染者が増えれば重症者や死者が増える」として「人との接触の8割減を徹底してほしい」と強調している。

西浦教授は人との接触を8割減らす取り組みを実行した場合、重症者や死亡者をどれぐらい減らすことができるのかという推計も検討している。

今回の推計では少なくとも人工呼吸器などによる呼吸管理や集中治療室(ICU)での治療が必要となる人を重症者として推計した。

感染拡大の防止策を全く実施しなかった場合、流行の始まりから終わりまでに重篤な状態になる人が15~64歳で累計約20万1300人、65歳以上で同約65万2000人に上る恐れがある。政府は人工呼吸器を1万5千台以上を確保し、さらに増産する方針だが、人口10万人当たりでは10台程度にとどまり、不足する。

西浦教授は中国のデータを基に、感染した成人の0.15%、高齢者の1.0%が死亡すると想定したうえで、重症者の49%が死亡すると推計。死者数を出していないが、まったく対策をしない場合の重症者と死亡率から累計で約41万8000人が亡くなる計算になる。

西浦教授によると、飲食店で向かい合って会話しながら食事をすると相手の細かいつばが食べ物に入って感染する恐れがある。海外では話しながら30分ほど一緒に食事して感染した例がある。西浦教授は「接触の8割減を実現できれば、流行を止めることができる」と指摘している。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

新型コロナ

新型コロナウイルスの関連ニュースをこちらでまとめてお読みいただけます。

ワクチン・治療薬 休業・補償 ビジネス 国内 海外 感染状況

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン