酒米「さかほまれ」で大吟醸酒 福井17蔵元が一斉発売

2020/4/15 18:15
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福井県が開発した酒米「さかほまれ」を原材料に使って、黒龍酒造(永平寺町)、一本義久保本店(勝山市)など県内17の蔵元が大吟醸酒を19日に一斉発売する。酵母も県の独自開発したものを使った。蔵元によって味は異なるものの、辛口を保ちつつ濃厚で芳醇(ほうじゅん)な仕上がりが多いという。

辛口を保ちつつ濃厚で芳醇(ほうじゅん)な仕上がりが多いという

さかほまれは福井県として初めての大吟醸酒向け酒米で、2010年に開発を始め、19年から本格栽培している。化学合成農薬や化学肥料を抑えた県の特別栽培農産物だ。福井県酒造組合は「同じ酒米を使って、これだけの蔵元がそろって発売するのは全国でも珍しいのでは」と説明する。

価格は720ミリリットル入りで1980~5500円。17の蔵元で合計3万本を出荷する。

当初は福井駅前や東京都で披露する予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大で中止になった。飲食店の休業が相次いでいるため、日本酒の販売にも影響が出ている。県酒造組合の斉藤政秀常務理事は「家でさかほまれを飲んでもらい、福井の地酒を応援してほしい」と語った。

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