敏腕指導者、波乱の軌跡 藤島大氏が選ぶ3冊
国家とスポーツ 高嶋航著

2020/4/16 14:00
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日本経済新聞 電子版
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明治生まれの万能運動選手にして敏腕指導者、岡部平太は、反骨を酸素とした。東洋史研究者によるその軌跡と考察。正確を期す分、読み物の軽妙は限られ、だからこそ破天荒な人物の繊細な悲しみが浮かぶ。

アマチュアリズムの立場から嘉納治五郎と衝突、大陸へ向かい、スポーツで「満洲と世界を直接結びつける」志を抱く。しかし、事変以後の時勢に寄り切られ、スポーツの独立と純粋を国家主義へ差し出した。愛息を特攻に亡くし、…

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