ペアーズ、アプリに「ビデオ通話」機能を追加
マッチングアプリ「Pairs(ペアーズ)」を運営するエウレカ(東京・港)は、マッチングした相手とアプリ内でビデオ通話を楽しめる新機能を追加する。ビデオ通話機能を使うことで実際に会う前に相手の雰囲気をつかみやすくする。また、新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛が続いているため、ビデオ通話でデートを楽しんでもらう狙いもある。
4月下旬からアプリ内にビデオ通話ができる新機能「ビデオデート」を追加する。これまではマッチング後、メッセージのやりとりしかできなかった。マッチング後、3往復以上のメッセージのやりとりをすると機能が使えるようになる。
会員登録をし、年齢確認が済んでいる人であれば誰でも利用でき、追加料金はかからない。外部サービスに登録したり、個人的な連絡先を交換したりしなくても機能を使えるように工夫した。
ペアーズはこれまでもアプリ内に、趣味を通じて知り合える「コミュニティ」機能を付けるなどして、趣味や嗜好、価値観が合う相手を探せるように工夫してきた。石橋準也最高経営責任者(CEO)は「相手の顔を見て話すことで、より相手の人柄や雰囲気を感じやすくなる」と話す。
新機能の追加は2019年末ごろから考えていたが、「新型コロナの感染拡大を受け、リリース時期を早めた」(石橋CEO)。新型コロナによる外出自粛で、マッチング後に実際のデートができない人にも利用してもらう。

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