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宝HD、病院向けに消毒液原料 焼酎設備で量産

酒類大手の宝ホールディングスは15日、医療機関や高齢者施設向けに、手指の消毒液の原料になる高濃度エタノールを販売すると発表した。新型コロナウイルスの影響で消毒液の需給が逼迫していることに対応。焼酎の原材料を作る設備を活用する。一缶18リットル入りで、月5000本を供給する計画だ。

宝HD傘下の宝酒造が、アルコール度数95度の消毒液原料を生産し、出荷する準備を整えた。国内2工場で甲類焼酎を生産する連続式蒸留器を使う。

同社はこれまでにも消毒液の原料を消毒液メーカーに供給してきた。医療機関でアルコール度数を70度以上に薄めて使うことを前提に、濃度を95度に設定した。

政府は医療機関や高齢者施設向けに、医薬品や医薬部外品である消毒液の増産をメーカー各社に要請。消毒液の需給逼迫に対応するため、酒類メーカーが製造できる高濃度のエタノール製品も医薬品や医薬部外品の規制を受けずに医療機関や高齢者施設に流通できるようにした。

消毒液不足の解消に向けた酒類大手の動きは広がりつつある。

オエノンホールディングスは月内にもアルコール度数が95度の高濃度エタノール製品を販売する見通しだ。一斗缶で月100本を出荷する。傘下の合同酒精の清水工場(静岡市)で生産する。

サントリーホールディングスも医療機関や高齢者施設向けに消毒液原料の生産を始めることを検討している。

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