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トップ選手がトレーニングや感染対策 相次ぎ公開

新型コロナウイルスの感染拡大でスポーツイベントは再開のめどが立たないが、選手たちはSNS(交流サイト)などにトレーニングや感染予防啓発の動画を意欲的に投稿している。休校や外出自粛で自宅にとどまる子どもやファンも気軽に実践でき、トップ選手と同じ練習メニューを共有もできる。スポーツのある日常がなかなか取り戻せないなかでも、アスリートとファンをつなぐ貴重な機会となっている。

日本サッカー協会が取り組む「SportAssistYou」では久保建英が手洗いを実演している

日本サッカー協会は代表選手らに呼びかけ、様々な動画を特設サイト「Sports assist you」で公開している。乾貴士(エイバル)は少年らに向けて「毎日チャレンジ!」と称してトリッキーなリフティングやボールタッチを披露、既に20種類以上を公開している。

感染対策の動画に登場するのは久保建英(マジョルカ)。効果的な手洗い方法を洗面台の前で実演、再生回数は14日現在で11万を超えている。欧州組は共同メッセージで「ステイホーム」の大切さを呼びかける。柴崎岳(デポルティボ)が欧州の悲惨な状況について「人ごとではない」と警鐘を鳴らし、香川真司(サラゴサ)は日本のこれ以上の「感染拡大を止めるのは、みなさん次第」と訴えている。

開幕の見通しが立たないプロ野球では、ロッテが3月上旬、自宅でできる1分程度のトレーニングをユーチューブの公式チャンネルで紹介。モデル役を務めたドラフト1位新人の佐々木朗希は体幹や股関節のバランス感覚を鍛えるスクワットを実践し、「時間がある時を見つけて有効活用していきましょう」と語りかけた。

東京五輪をめざす選手たちも積極的に発信している。陸上ではトップ選手がトレーニングなどをリレー形式でツイッターに投稿(いまスポーツにできることリレー)。3日に女子100メートル障害日本記録保持者の寺田明日香(パソナグループ)から始まると、女子短距離の土井杏南や女子やり投げの北口榛花、男子走り高跳びの戸辺直人(いずれもJAL)らにバトンがつながっている。

ツイッターでトレーニングの動画を公開する、カヌー男子の羽根田卓也(本人のツイッターから)=共同

男子短距離陣のリレーは飯塚翔太(ミズノ)からスタートし、指名を受けた山県亮太(セイコー)は茶わん蒸しの作り方を紹介。桐生祥秀(日本生命)はストレッチ法を披露してケアの大切さを訴えている。

東京五輪代表に内定しているカヌー・スラローム男子の羽根田卓也(ミキハウス)や、空手女子組手の植草歩(JAL)らも工夫を凝らしたエクササイズや練習の様子を公開している。

著名なアスリート、実績ある選手たちはSNSでのフォロワーも多く発信力がある。今はプレーを直接に見せることはできないが、ささやかな取り組みがファンの心をスポーツにつなぎ留めることに一役買っている。(岸名章友、渡辺岳史)

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