帝人が医療用ガウン生産へ 6月末までに900万着
旭化成も検討

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2020/4/15 9:15
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帝人が新型コロナウイルスの感染拡大で不足している医療用ガウンの生産に乗り出すことが15日分かった(「帝人、医療用ガウン生産を表明 首相とのテレビ会議で」参照)。月内に生産を始め、6月末までに900万着を日本政府に供給する計画だ。自社工場のほか協力会社の国内外の設備も利用。中小事業者が参入しやすいようにガウンの型紙はウェブサイトで公開する。世界的な需給の逼迫を背景に、旭化成も参入する見込みだ。

新型コロナウイルスの感染拡大後、国内の大手繊維メーカーが医療用ガウンの生産を新たに始めるのは初めて。帝人は繊維子会社の帝人フロンティア(大阪市)が持つ素材調達や加工のノウハウを活用。同社の大牟田工場(福岡県大牟田市)で月5万着、中国や東南アジアの海外協力会社で月数百万着規模で生産する。

医療用ガウンは医療従事者が病院などで使う。帝人は繰り返し使えるものと使い捨て製品の両方を生産予定。用途に適した素材や加工技術を持つ協力会社と連携する。

旭化成も医療用ガウンの生産に向け、調整に入った。同社は原料となる不織布を日本やタイで生産している。関係会社や外部と連携し、最終製品まで手掛けることを検討。生産量は未定だが、早ければ7月にも投入したい考えだ。

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