世界遺産委の開催延期 「奄美・沖縄」審査予定

2020/4/15 0:43 (2020/4/15 9:46更新)
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国連教育科学文化機関(ユネスコ)は14日、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、6月から中国で開催予定だった世界遺産委員会の延期を決めた。日本の自然遺産候補「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」(鹿児島、沖縄)の登録審査が行われる予定だった。

日本政府によると、委員会の延期は極めて異例。ユネスコはホームページで「新型コロナの感染拡大を踏まえ、委員会開催の延期を決定した」と説明、新たな日程は検討中としている。

奄美・沖縄は、広大な森林にヤンバルクイナやイリオモテヤマネコなど多くの絶滅危惧種が生息し、政府が登録を推薦していた。ユネスコの諮問機関は委員会開催の6週間前までに、各国の推薦候補の登録可否を勧告する。勧告は5月ごろに出ることが多いが、委員会延期に合わせ、例年より遅れる可能性がある。

2021年の世界遺産委員会では、政府が推薦した文化遺産候補「北海道・北東北の縄文遺跡群」(北海道、青森、岩手、秋田)の登録審査が予定されている。審査スケジュールに影響が出るかどうか、現時点では不明だ。

今年の世界遺産委員会は6月29日から7月9日までの日程で、中国・福州で開かれる予定だった。会期中、福岡など8県の23施設で構成する文化遺産「明治日本の産業革命遺産」の保全状況報告書の審査も予定されていた。〔共同〕

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