コロナワクチン・治療薬開発へ協定 大阪府市や阪大
アンジェスのワクチン治験、7月に前倒し

2020/4/14 17:53
保存
共有
印刷
その他

大阪府と大阪市は14日、新型コロナウイルスのワクチンや治療薬の開発を急ぐため、大阪大や府立病院機構などと連携して臨床試験(治験)や研究を行う協定を結んだ。大阪大発のバイオ企業「アンジェス」が開発に取り組むワクチンの治験は、当初予定から2カ月早め、7月に開始する。

吉村洋文知事は「(ワクチンは)9月に実用化を図りたい」と述べ、年内に10万~20万人への投与を目指す考えを明らかにした。

他に協定を結んだのは、府立大と市立大を運営する公立大学法人と大阪市民病院機構。各機関で取り組む研究を情報共有するほか、開発手続きの効率化や、国の財政支援を府や市が求める。吉村氏は「大阪の医学を結集して世界的に求められるワクチン開発に取り組みたい」と述べた。

ワクチンの治験は、まず感染者との接触が多い医療従事者向けに投与する。アンジェスは当初、9月の治験開始を予定していたが、協定により7月から大阪市大で治験を始めることが可能になった。研究に関わる大阪大大学院の森下竜一教授は「府内の医学機関と連携し、国内初のワクチン開発を目指す」と述べた。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]