/

JR6社、GW予約は前年比約9割減に 外出自粛で打撃

(更新)

JR東日本などグループ6社は14日、ゴールデンウイーク(GW)の期間を含む4月24日から5月6日までの新幹線や特急列車の指定席の予約が、前年同期に比べ9割減ったと発表した。比較可能な1997年以降で最低だった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出の自粛で、利用が大幅に落ち込む。各社の経営に打撃となる。

旅客需要の急減で、予約可能な席を1106万席と前年同期の9割に抑えた。それでも予約は47万席にとどまる。新幹線は35万席と同91%減、在来線は12万席と88%減だった。

JR東日本の予約状況は前年同期比89%減の18万席だった。新幹線が前年に比べ91%減、在来線も同85%減った。路線ごとでは、東北新幹線が前年比91%減、上越新幹線は87%減だった。北陸新幹線も90%減と大幅に落ち込む。

在来線の特急は「あずさ」など中央本線が同82%減ったほか、「踊り子」など東海道本線が90%のマイナスだった。

新型コロナの影響で足元での利用者が減っていることなどから、JR東はGWを含む5月1~31日の新幹線や特急などの臨時列車を全て運休する。新幹線923本、在来線特急と快速列車340本が運行を取りやめる。6月1~30日の臨時列車についても、指定席の販売を当面見合わせる。

JR東海は東海道新幹線や特急列車を合わせた予約は19万席と、前年同日比91%減だった。東海道新幹線は「のぞみ」の一部列車を運休するため、予約可能席数を1%減の461万席に設定した。予約済みは4%にあたる18万席だった。

「しなの」などの在来線特急も、予約可能な27万席のうち、予約済みは1万席にとどまる。今後の予約動向については「(新型コロナの)影響拡大の規模や収束までの期間が見通せないため、現時点ではわからない」とするにとどめた。

JR西日本の予約は15万席と、前年同期と比べて91%減った。予約率は4%だった。大阪府と兵庫県はGW期間中も緊急事態宣言の発令が続き、外出自粛の影響が表れた。山陽新幹線の予約は9万席と、前年の8%に落ち込んだ。発売を見合わせている臨時列車を含め、GW期間中の提供席数は371万席と6%減る。

JR九州も予約可能な58万4千席のうち、予約は3万1千席と前年同期に比べ90.7%減少した。九州新幹線の予約は2万席と前年同期の11%にとどまった。緊急事態宣言の対象となった福岡県などが、県をまたいだ移動の自粛を要請していることも影響したとみられる。

期間中の予約率は5.2%でこの時期としては過去最低だった。九州新幹線は5.4%、長崎本線は3.6%だった。

JR北海道は北海道新幹線の予約がは前年同期から28.5ポイント低下して3.6%と、過去最低だった。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

新型コロナ

新型コロナウイルスの関連ニュースをこちらでまとめてお読みいただけます。

ワクチン・治療薬 休業・補償 ビジネス 国内 海外 感染状況

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン